回复44楼:1991年のソビエト連邦の崩壊後にソ朝友好協力相互援助条約は失効し、中国は北朝鮮にとって軍事同盟を結んでいる唯一の国となったが、北朝鮮核問題において中国の政府系メディアやシンクタンクは軍事同盟の見直しを主張している[5][6]。また、既に事実上形骸化しているとする見方もある[7]。しかし、有事の際に北朝鮮を軍事占領できる口実にもなることから中国にとって利用価値のあるカードになっているとする見方もあり[8][9]、米韓相互防衛条約にもない「自動介入条項」の改正を北朝鮮が提案した際も中国は受け入れなかったとされる[10]。
本条約は20年ごとに自動的に更新され、条約締結から60周年となる2021年に三度目の更新となり、習近平中国共産党総書記と金正恩朝鮮労働党総書記の間で祝電が交換され、祝宴が行われた[11][12]。しかし、中国外務省は2021年7月7日の定期記者会見で、この条約は長期的に有効であり、自動更新に関する報告は正しくないと述べた[13]。